こんまり流片付けを実践してみたらスッキリした 第2回 〜書籍類編〜

第1回に引き続き、今回は第2回、書籍類の片付けについてご紹介する。
今日は、久々に母と私が一緒に家にいられる時間があった。
そこで、「『祭りの片付け』の続きをしようか。」と私から提案した。
祭りの片付けとはこんまりが提唱する概念で、「片付けとは一気に終わらせるものであり、毎日するものではない」という思想に基づいている。ときめくかときめかないかの判断は1度行えばスッキリ片付くので、その後何回も片付けなくて済むのだ。この辺りがリバウンド0たる所以である。
本の片付けは、以下の流れで行われた。
書籍の片付け作業の流れ
①こんまりの教えに従い、家にあるすべての本(手のつけようがない父の本、妹の部屋の本は除く)を押入れや書棚から出し、床一面に並べた。
②いつもどおり、ときめきチェックを行い、いる本、いらない本を仕分けていく
③火垂るの墓の絵本を見つけ、読みふける。大人にならないとしっかりとは意味が分からないよなと思いながら、なんとも言えない読後感を味わう。特に、ドロップ水がおいしいというシーン。小さな頃はただ、おいしそうと思うのみであったが、大人になった今読み返すと、こんなものをおいしいとありがたがって飲む節子かわいそうのシーンなのだな、と気づく。
④脱線しながらもあらかた、仕分け終わる。最初の2〜3ページしか書かれていない大量のノート、メモ帳が見つかり、今の自分の趣味に合わないものを処分する。
⑤全ての本を並べたことでカテゴリ別に分けることができたため、物の置き場所を決め、収納する
⑥まだ綺麗で売れそうな本は、ブックオフに売るため、段ボールにしまった。(手数料無料で、売れない本も引き取ってくれるためかなりオススメ。家まで取りに来てもらえば、捨てる手間も省ける。)
片付け後の感想
思い出品は、今はとっておく。
母と達成感に包まれながら、今日の作業を終えた。新聞をまとめるのが下手くそな私の代わりに、幼少期から新聞をまとめ続けてウン十年の母が綺麗に本類を束ねてくれた。
妹のキャラが現れている小学生時代の作文や、自分自身の過去の恥ずかしい作品に再会するのはとても楽しかった。
こんまりが、思い出品は難易度が高いため最後に回すように、と言っていたため取捨選択はしなかった。
本を整理するだけで、ときめく空間は作れる!
今日の私のときめきポイントは、本棚にときめく本をカテゴリー別にしまえたことだ。
意味が分からないくせに大好きな哲学書、読むのを楽しみにしている本、家族みんなで楽しめる漫画本、旅行本などを適切に本棚に配置できた。
料理本は気軽に使えるよう、リビングの一角に場所をとって置くことにした。
押入れから束ねたノートがはみ出す体たらくだったが、今回の片付けで押入れの本類があった場所には半分以上の空きができ、本棚の棚もひとつ空いたためシュレッターをしまうことができた。
まだ第2回だが、こんまりは私の人生を変えてくれる存在だと思う。
こんなに役に立つ思想が、未だかつてあっただろうか?
第3回以降も、母と仲良く片付けていく予定なので、乞うご期待。