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修了検定で2度落ちた私が、3度目で受かった運転のコツ

仮免許の技能試験で、受けるのも飽きた頃にようやく受かったニシダです。

今回は、実践編として検定を受ける際の運転で私が注意したことなどについて、お伝えしていきます。

☆不合格のときや不安なときの心のもちようについては、前記事をご覧ください。

仮免の修了検定で2度落ちた私が身につけた、不安の消し方

☆学科試験については、この記事ではなく以下の記事をご覧ください。

仮免学科試験に受かるまでの勉強時間と勉強法を教える

では、本題の修了検定での注意点についてご紹介します。

当日のコースや、意外な減点項目S字・クランクのコツなどについて書いています。

道を覚えた方がいい人、覚えようとしなくてもいい人

試験の際に、コースの道を覚えておかなくてはいけない場合と、教官が指示してくれるので覚えなくてもいい場合があると思います。

私は後者でした。ネット上では後者のなかでも、「特に道を覚えないで普段の練習だと思って走った」という人と「事前に道を覚えておけば安心ですよ」という人がいました。

緊張しやすい人は、コースをすべて覚えなくていい

結論をいうと、覚えることが苦手な人、緊張しやすい人は、道を完璧に覚える必要はないと思います。

本番は大体の人がテンパりますので、もともと記憶が飛びやすい人は、よほどしっかり覚えないとマップが頭から飛んでいく危険が大きいです。

そうなったときに、「ああ進み方忘れた、無理だあ」となるよりは、初めから自分の間違えやすい場所、間違えそうな場所だけポイントを絞って覚えておいた方がよいのではないのでしょうか。(それですら私は、何箇所か飛びました。)

覚える場所の選び方としては、「普段の練習で同じように走って指摘を受けることが少ない場所」→ 覚えない、「指摘を受けたことがある場所、いまいち不安な場所」→ 覚える。これで良いかと思います。

運転センスに自信のある人は、コースを覚えなくてもいける・・?

もっと言うと、理想の話になりますが、コースを初見で走っている気持ちで、基本の交通ルールをマスターし、それのみに頼って進み方を選んでいく方法もあります。

ただこれ、「運転し始めたばかりの人にできるのか・・?」と個人的に疑問です。

運転センスがある人、頭の回転に自信がある人は挑戦できると思います。

それ以外の人は、多少は暗記に頼っても仕方ないと思います。「教習所の同じような場所、こう通った!」と、公道でも活かせると思いますのでね。

速度、出せてますか?意外と大事!

私は最初の検定で、「事故もなく無事に走れればいいんでしょ?」と考え、ゆっくり、のんび〜り走っていました。終わった後の教官の言葉は、「マイペースすぎ。もっと、出せるとこではスピード出して。

「加速不良」は、減点される

2回目の検定でも、またもや言われてしまいました。「直線では速度出して。10kmで走ってたよ。」指定区間では出せていましたが、それ以外の平凡な直線で速度を出すことの重要性が、よく分かっていませんでした。

加速不良とか言われて、減点されるんですよね。

試験の前にぜひ一度、敵(減点項目)を知っておいてください。

順番が前の人も、「もっと元気に走ってね」とか言われてました。

理由は、公道に出たときにビュンビュン走ってる他の車に調子を合わせられないと、あおられ(後ろの車に車間距離を詰められ)たりして危険だからだそうです。

修了検定は、「公道に出ても安全」なことをアピールするための試験です。ちょっと怖いですが、直線ではがんばって(制限超えない程度に)速く走ってみましょう。

S字カーブ、クランクのコツ

S字・クランクの狭路は、修了検定で不合格になる一番の原因だそうです。

私もこれが苦手で、最初の検定ではSの出口で脱輪してしまいました。

それ以来脱輪恐怖症になっていましたが、補習を経て苦手は克服できたと思っています。

S字通行のコツ

長くなったので、別記事にまとめました。

修了検定で2度落ちて学んだ、S字カーブ通行のコツ

よく言われる「カーブの形を想像しながら走る」やり方には、ピンときませんでした。

そんな私も、上記の記事の前輪イメージ&真ん中走らせ作戦を体験することでなんとなく分かりました。

終盤になってやっと車両感覚のようなものを意識できたのです。

クランク通行のコツ

教官から教わった、とっておきの秘訣のおかげで私はクランクではほとんど苦労していません。

それは、直角に曲がるべき場所から50cmほどサイドミラーが出たタイミングでハンドルをいっぱいに回して曲がるとうまくいく、というものでした。

私の体感距離が微妙にズレていたようで、教官は私用に「30cm」と言い直してくれました。ですから、私は30cm先へ進んだところで曲がるようにしていました。

曲がっている際、前輪の場所(足元)を意識しながら、「距離は足りてるかな」と不安になり、バックしたこともあります。

しかし、あくまで私の場合ですが、多少外側への寄せが甘いかなと感じるときでも運良く乗り上げずに曲がれていました。あのときの教官、スゴい。

最後にひとこと

いかがでしたか?お役に立てることがあれば、望外の喜びです。

教官から指摘を受けた内容を直せば、修了検定には必ず合格できます。

免許取得までお互い焦らず、地道に取り組んでいきましょうね。

読んでくださり、ありがとうございます。

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