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発達障害っぽい女(24)だけどSE辞めてハローワークに行ってみた2〜個別相談初回〜

どうも。ハロワで転職活動中、ADHD傾向があるニシダ(@kmn_ni)です。

前回、在職中に初めてハローワークを訪れた私は、発達障害の35歳以下の若者向けの「個別就職相談」の存在を知り、予約をしました。

前回:発達障害っぽい女(24)だけどSE辞めてハローワークに行ってみた 〜1日目〜

今回は、初回の個別就職相談の様子についてご紹介します。

個別就職相談の担当者の方は女性で、明るく、あたたかく接してくださいました。

当然ながらこちらを否定するような言動は決してしないので、安心して話すことができます。

自分の障害について説明をする

まずは、以下のような項目が書かれた資料を見ながら、あてはまる症状について説明していきます。

  • 話をすることが苦手
  • 人間関係でトラブルが多い
  • 聞き取ることが苦手
  • 同時作業が苦手
  • 集中力が続かない
  • 不器用である
  • こだわりが強い
  • 日常生活では

私は、集中力が続かないのが特にひどかったのでそれについて詳しく説明しました。

発達障害の病院の相談に乗ってもらう

このとき、ADHDの病院の相談にものっていただきました。

※そのときの話を元に、以下の記事を書きました。

ハローワークは公の機関なので特定の病院をおすすめすることはできないとのことですが、私の家の近所の病院を教えてもらいました。

※その際、以下の資料を印刷していただきました。これを見れば病院についての詳しいデータを知ることができます。

紹介状は、一般的に大きな病院にかかるときに必要と言われています。

しかし、それ以外にも心療内科・精神科での初診がしばらく前だった場合には、紹介状をもらっておいた方が発達障害の診断がはやく降りるケースもあります。(初診から半年ほど観察が必要と言われる場合があるそうです。)

私の場合は、初診からそれほど時間が経っていないため、紹介状なしで新たな病院にお世話になるつもりです。

退職してから初めての「宿題」、初めての「お約束」

宿題の内容について

自分の症状について説明したり、病院について説明していただいたりするうちに1時間が過ぎようとしていました。

最後に、3枚の宿題が出ました。

1枚目は、自分の得意なこと、苦手なことなど10個くらいの項目に答えていくシート。自分の強みや弱みを洗い出すのに使うので、必ず記入するように言われました。

2枚目は、これまでの仕事の内容をふり返るシート。どのような能力が身についたのか、確認する内容でした。これは、できれば記入するように言われました。

3枚目は、仕事で失敗したこと、改善策について考えるシート。これは、思い出すのも辛ければ、やらなくていいと言われました。

私は、学生時代以来の宿題に気分が高揚していました。

宿題は宿題でも、自分の未来について一緒に考えてくれる人が出しているのですから、やる気しか出ません

約束の内容について

私は担当の方と、ある「お約束」をしました。

それは、「思い出すのもつらいことだったら、無理に話さない。」ということです。

おやくそく!です。

そういう発音で、子供に言うように分かりやすい言葉で話してくれた、職員さん。

こっちが「障害者」だから、合わせてくれているのでしょうか。

私は正直、嬉しくて泣きそうでした。

ハローワークではつらいことをつらいと、拒否する権利を当然のように与えられました。

つらいなんて言えもせず、遅くまで残っていた会社員時代は、おしまいです。

次回は、渾身の力を込めた「宿題」を提出します。つづく。

次回:発達障害っぽい女(24)だけどSE辞めてハローワークに行ってみた3〜職業訓練紹介編〜

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