人脈を広げる本を読んで心に残った4つのこと

人脈なにそれ美味しいの、ニシダ(@kmn_ni)です。
リクルートから独立し、女性のキャリアについて指導している金澤悦子さん。
その金澤さんの人脈術が、まとめられた本を読みました。
たくさんメモしたので、その中から印象に残った4つのポイントをご紹介します。
1. コミュニティをつくること
金澤さんは、以下のように断言しています。
これは分かります。先日読んだ本にも、同様のことが書いてありました。
主宰というか、幹事になると必ず参加者全員と連絡がとれます。
そうすることで、半ばむりやり、自分を多くの人と知り合う環境に置くことができるんですよね。
ですから私もこの意見に全面同意で、幹事業は人生の暇つぶしに最適だと考えています。
2. 同調とは、行動をすること
ちょっと難しいですが、金澤さんは共感を「知識」、同調を「行動」であるとしています。
過去に誰かの思いを聞いたとき、なんとなく「共感では伝え方が足りない」と感じ、モヤモヤすることがありました。
共感には、おそらくリアルさが足らないのでしょう。
就活のときに「私は〇〇ができます!」と言っても、具体的なエピソードがなければ説得力は薄い、と習いました。それと似ています。
誰かのセリフに対し、共感した後に同調、つまり「行動」を加えることができれば自分自身の満足にもつながるように感じました。
3. 目に見えている価値は薄っぺらいこと
以下のような具体的なエピソードもあって、深く心に刻まれてしまいました。
金澤さんの好きな和食屋さんでのお話です。
ある日、何軒か断られるほどに汚れた装いの男性が入店しましたが、そのお店はきちんとご飯を出したそうです。
翌日その男性がスーツを着て、たくさんの部下を連れ再び来店しました。
なんと、汚れた服の男性は建築関係の社長さんだったのです!
その後、その店は社長のおかげで儲かったそうです。
このエピソードと、「ご縁は育てるもの」という金澤さんの書きぶりから、人脈を広げるためには努力が必要なんだなあと考えさせられました。
4. イライラしたときの対処法・「これは自分の問題?」
金澤さんは嫌いな人が気になって仕方ない時の対処法として、そもそも、「自分と他人とは違う」というスタンスに立つことを提唱しています。
これは今日、早速役に立ちました。
自分自身の考えが生きる場を残すために、相容れない考えも存在する事を受け入れる。自分と他人は、違う。
— ニシダコモノ (@kmn_ni) November 10, 2017
ちょっとニシダの勝手な思想もまざってますけど、着想を得たのは金澤さんの本からです。
忘れないよう時間をおいて再会する必要のある、大事な考え方です。
考えの違う人はいますが、人格は否定しません。
それが結局、自分の生きやすさにもつながります。
読みやすいので結構おすすめ
今回、私のセンスで厳選してご紹介しました。
その他にも人脈が広がるたくさんの小ワザが、温かみのある言葉で綴られています。
なんとなく、女性におすすめしたい一冊でした。