文系で2度落ちた私が、基本情報技術者試験に受かった勉強方法を教える
文系SEで基本情報技術者試験の勉強が捗らない皆さん、ごきげんよう。
ちょうど1年前、同じ境遇だった私が試験に受かった未来から語りかけますので、どうぞ聞いて行ってください。
ちなみに、なんで2度も不合格を食らったかというと、1度目はアルゴリズムを全く勉強していなかったからで、2度目は私生活がゴタゴタしていて勉強どころじゃなかったからです。
目次
受かりそうにない?ところでそもそも、勉強時間は取れてる?
ワンチャンいけるんじゃないかなって思ってるうちは安心できない
そもそも、どこかで聞きかじった情報によると、文系の人が基本情報技術者試験に受かるにはおおよそ150時間の学習が必要だそうです。
実際、効率よく苦手箇所をつぶしていけたらもう少しくらいは短縮できそうですが、元々専攻していたり、よほどの天才だったりしない限り残念ながら勉強せずに受かるのは無理です。
文系なら文系っぽい問題が得意だったり、プログラミング経験者ならアルゴリズムが得意だったりするかもしれません。しかし、たとえそれぞれの知識が完璧でも苦手分野が残っていると地獄を見るのが基本情報技術者試験です。午前・午後で満遍なく知識が試されるからです。
戦略的に分野ごと切り捨てる、など考えあってのことならいけるかもしれません。しかし、特にアルゴリズムは苦手であろうと必須かつ配点が大きいのでできれば半分、最低でも2〜3問は正解しないとかなり苦しいです。
そもそも、どうやって勉強時間を確保するのか
仕事と両立しながら試験勉強をしなくてはならない人もいるでしょう。
どうしても遊んでしまうときは、そもそも次の試験を受けるべきときではないのかもしれません。
なぜなら、自分自身にとって重要度が低いからこそ遊んでしまうからです。
会社が受けろって言ってたって気が向かないならそれはどうしようもありません。潔く今回は諦めましょう。他に優先すべきことが、今のあなたにはおそらくあるのですから。
「いや、嫌だけどいつか受けなきゃいけないし、今回は必ず受かりたいんだ」、という方。であれば、嫌だけど時間を確保する必要がありますね。
私も死ぬほど嫌でしたが、以下のような工夫をして時間を確保しました。
自分の憧れのお高いカフェで、平日の朝に勉強する
勉強が嫌いなら、勉強をしている自分を好きになれるような工夫をするしかないんです。
この方法なら、まずお高いカフェに平日の朝から居座る、という時点でオシャレだし、意識高いっぽくてまあまあ自分に酔えます。さらに、一杯500円とかのたっかいお金を払って勉強しているわけなので、時間を無駄にするわけにいかず、必死で勉強します。仕事の前に行うので、自然と時間を意識しながら取り組めるというメリットもあります。
さらに、朝やってしまえば、仕事が終わってクタクタのときにやらずに済みます。
あるいは、休日の昼下がりに近所のカフェで勉強するのもいいでしょう。というか、試験前は休日も多少犠牲にしないと厳しいです。好きな場所に行けば、勉強をしなければいけない嫌さが、まあまあ紛れます。(私の場合、席と席の間が近いと逆に気が散りましたが・・・)
自分は家でも集中して勉強できるんだ、という方。うらやましい。
過去問は細切れで解く
合格に欠かせないのが過去問演習。でも、全部通して行うと何時間もかかるのでしんどくて手をだす気にもなりませんよね。
そこで、午前問題なら10問ずつ、午後問題なら大問ひとつずつなど、区切って解くことをおすすめします。これならまとまった時間がとれなくても演習できるし、すぐに回答が確認できるので「この問題どういうのだっけ」と思い出す時間が省けます。集中力に自信がなくても、大丈夫。
もちろん、基本情報技術者試験は問題数が多いので速く解く技術が大事になってきますが、問題ごとにストップウォッチでかかった時間を計測するなど工夫をすれば、通しで解かなくても問題ないです。事前に、どの問題にどれくらいの時間を使うかは自分の得意・不得意と相談して決めておきましょう。
午前問題が苦手なとき:とにかく過去問
ネットで過去問は解ける
ご存知の通り、基本情報技術者試験の午前問題では過去問から多く出題されます。よって、過去問演習をして、間違えた問題を解けるようにすることが合格への最短ルートです。
ネット上に過去問はわんさと転がっているので、問題集を買う必要はないと思っています。
おすすめの参考書
ただ、いまいち触れたことがない話題も多いと思うので理解を助けるような参考書は1冊手元にあるとよいかと思います。
私は以下の本を買いました。
午後問題が苦手なとき:文系はアルゴリズムで悩むよな
アルゴリズムの苦手が克服できたのはこの本のおかげと言っても本当に過言じゃない
その他の大問について
最後に、一番大切な秘訣を教えます
私は、もし落ちたとしても、この努力は無駄にはならないと自分に言い聞かせて、くじけそうになる心を保っていました。
勉強はめんどくさいけど、きっと何か楽しいこともあります。
応援しています。